みらいのたからばこ2023 in 大阪 無事に終了いたしました!


ご来場、ありがとうございました!!

地域をつなぐ
想いをつなぐ
未来へつなぐ
『地域共創で叶えるウェルビーイング』をコンセプトに

2023年11月11日(土)12日(日) インテックス大阪6号館にて「みらいのたからばこ2023 in大阪」を開催いたしました。

おかげさまで大きな事故もなく無事に終えることができました。ありがとうございました!!

実行委員として2023年春から活動

この春より実行委員の一員として、仲間と共にイベント当日まで走り切りました!

人生初の営業にチャレンジし、出展企業様の募集に力を注ぎました。

当初は「営業なんて私にできるのか?!」と不安いっぱいでスタートしましたが、イベントの趣旨に心から共感しているからこそ、実行委員としてのお役目と本業の両立ができたのかもしれません。過去に開催された《みらいのたからばこin福島》の思いを語るだけで涙ぐみそうになりながら、福島県のママたちの思い・そのバトンを受け取り、関西で営業を進めていきました。

【福島県のママたちの想い】

・「こども達をずっと守ることはできないから、どんな時代になっても、自ら道を切り拓き、生きていく力をつけて欲しい!」
・「仕事は夢や希望を叶える手段。それを叶えている地域の大人たちと出逢うことで子供たちの未来を広げたい!」

そんな強い想いを引き継ぎました。

ご縁をいただいた企業様との契約を進めたり、企業担当者様と共に子どもたちへのお仕事体験内容を企画したり、ブラッシュアップしたり・・・大学生のプロジェクトメンバーとも準備を進めることができました。


大学生は大学の垣根・国境も越えて仲良くなり、新しい出会いが生まれました。私の教え子もたくさん参画してくれて嬉しい限りでした。

仲間とのチームワーク

普段の私はただ自分一人で講義や研修の内容を考え、当日はピン芸人の如く(笑)自分だけで現場の流れを作り上げる仕事をしています。
しかし今回は、私のまわりにはたくさんの仲間がいました。実行委員・大学生、そして、出展企業の担当者の皆様。みんなが同じ目標を掲げる仲間でした。

たくさんの人と連携をとりながら、ゴールに向けてゼロから作り上げていく感覚は新鮮であり、時には限界を感じて「もう無理かも」「やることが多すぎて何か抜けているかも」「私には役割不足ではないのか・・・」そんな不安になりながら、当日までハラハラ焦ることもありましたが、仲間にも支えられたおかげで無事に終えることができました。同じ目標に向かう仲間がいたからこそ成し遂げられたのだと感謝しています。

当たり前ですが、どんな仕事でも終わればそれなりの達成感があります。課題も見つかります。今回はチームで成し遂げる達成感を久々に感じることができた経験でした。そして、反省点や課題もいっぱい!!来年に向けてもっともっと整えないといけないことが山ほどあることも確認できました。

誰一人として欠けることはできない存在で、一人でも欠けていたらイベントの成功には結び付かなかったと思います。
それぞれが得意分野を活かしながらも、未知への領域の企画・業務にみんなで一歩足を踏み入れられたからこそ成し遂げられたのだと思っています。そして、実行委員はみんなパワフル!!仲間を思いやる気持ちに溢れた人たちばかりでした。

私の夢も叶ったみらいのたからばこ

JALを退職して13年が経ちました。経営破綻後、育児休職中の私は志半ばで早期退職の道を選びました。
ママさんCAとして復帰することも叶わず、自分に限界を感じての退職ではなかったため、かなり航空業界に未練がタラタラの状態… 制服をもう一度着てフライトをすることなく退職をしました。

その後、私は航空業界へ夢を抱く学生さんのサポートをしたいと講師業にチャレンジします。そして、もう一つの夢が実はありました。
「退職したJALやエアライン業界と違ったカタチで仕事を一緒にしたい!」という夢です。
それが今回のみらいのたからばこで叶いました。

営業をしてご出展を決めてくださったPeach Aviation株式会社様、ANA関西空港株式会社様とのお仕事が実現しました。実現までにはいろんな方のサポートもあったのですが、この2社と打ち合わせをしたり、契約書を交わしたり、あらゆる連絡を取り合ってイベント当日までしっかりご縁を育みました。

2社のお仕事体験をされたお子様の保護者の皆さまからはとっても嬉しいご感想をたくさんいただきました。

保護者Aさん
客室乗務員は子どもが初めて知ったお仕事でした。いつもお空を見て飛行機が飛んでいることは知っていても、飛行機の中でどんなことをしているのか、それを知るとてもいい体験になりました。なにより女の子にとって、綺麗な職員の方々と同じ制服を着れた経験はとても嬉しかったと言っております。

保護者Bさん
航空会社の方の体験はANAもPeachも両方とも楽しめました。
実際にパイロットの方やCAの方のお話も聞けて、仕事内容が具体的にイメージできて子どもにとって身近なものになったと思います。
保護者Cさん
ピーチのクイズ、面白かったです!

保護者Dさん
グランドハンドリングスタッフの仕事の大変さを知りました。
普段見ることが出来ないお仕事が頭の中で具体的になりました。荷物を収納するボックスがわかりやすく作られており、ポイントを競うことでワクワクしながらチームで協力しながらお仕事体験ができ、楽しそうでした。
保護者Eさん
ANAグランドスタッフは、目の不自由な方、車椅子の方への対応が勉強になったようです。飛行機が怖くて乗ったことが無い子どもですが、乗ってみたいと言ってくれました!

このような感想をたくさん拝見して、私も感無量、そして企業の方も喜んでくださっていることが何よりも嬉しいです。表舞台で働くパイロットやCA、グランドスタッフに目が行きがちですが、グランドハンドリングスタッフの存在や仕事の大変さを知ってもらえて本当に嬉しい思いになりました。舞台裏での重要な任務があるからこそ、私たちは安全に安心してフライトができること、飛行機一機が飛び立つのにいろんな職業の方が関わっていることを知ってもらうこと、これは私がいつも大学生に伝えていることなのですが、小さなお子さまにも伝える機会を持てたこと、本当に嬉しいです。

今後について

みらいのたからばこプロジェクトでは、「地域共創で叶えるウェルビーイング」をコンセプトに2023年11月に開催済みの大型のおしごと体験イベントだけではなく、出展企業の皆さまと一緒に、実際の企業や店舗、作業現場等でより実践的におしごとを体験できるイベントを開催していきます。

また、地域企業や自治体と一緒に地域交流ができるイベントを継続的に実施して行く予定です。是非今後のみらいのたからばこプロジェクトを楽しみにしてくださると嬉しいです^^

来年もいくつかの都市でみらいのたからばこのイベントの開催が予定されています。引き続き実行委員として精一杯お役目を全うしたいと思います!!

この記事を書いた人

鵜飼千登静
鵜飼千登静
夢叶いJALの客室乗務員として国内線・国際線に乗務、結婚、妊娠。しかし、育児休職中にまさかのJAL破綻。思いもよらぬ形で早期退職というつらい選択を余儀なくされる。キャリアが途切れる不安から、娘1歳半より講師としてセカンドキャリアを築くが、小さい我が子を抱えての社会復帰に心身ともに限界に近づき、ひとり働き方改革!
現在はフリーランスの講師×キャリアコンサルタントとして、行政セミナー、企業研修、教育機関(高校・専門学校・大学)講義、就職・キャリアアップ支援など人材育成をメインとする。一人ひとりの個性や現在の状況と課題に着眼し、その方が描く未来に近づけるようファシリテーターとしての役割で人を導く。

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プロフィール

元大手航空会社の客室乗務員、現在はフリーランス講師。国家資格キャリアコンサルタント。

高等教育機関では主にキャリアデザイン・就職対策・エアラインビジネス・ホスピタリティ/ビジネスマナーに関する授業を担当。
企業・医療機関では新入社員研修・人材育成研修・マナー接遇研修に登壇中。

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