《コートを脱ぐタイミング》

キャリアパスデザイン・大阪エアラインスクール 講師の鵜飼千登静です。

 

非常勤講師として勤務する専門学校の学生の行動に先日感心しました。。。

寒い朝いつものように通勤していると、前から教え子ちゃん2人が登校中。
私に気づき、笑顔で爽やかに挨拶してくれました。

朝から爽やかな挨拶にも気持ちが良かったのですが、さらに感心したことがあります。

 

専門学校前でその二人はコートを当たり前のように脱ぎだしました。

「まあ、感心!!いつも心がけてるの?」と聞くと、そうだと。もう直ぐ就職活動も始まり、会社訪問の機会も増えます。建物に入る前に、さっとコートを脱ぎ、手に持つ。この行動を今から心がけて、しかも自分が通う学校の前でもしている姿に感動してしまいました。

 

私はと言うと、通い慣れた職場の専門学校に入る際、コートを着たまま玄関を通過。。。
正直自分が恥ずかしかったです。。。

 

今回は《コートを脱ぐタイミング》について、まとめてみたいと思います。
春先も肌寒く、スプリングコートを手放せない中、就活を。。。という場面もあるかと思います。是非、スマートなコートの取り扱い方をしましょう。

 

コートはオフィスビルに入る前に脱ぐ

受付に到着する前には必ずコートは脱いだ状態でいるようにしましょう!

受付前でゴソゴソコートを脱ぎだしたり、コートを着たまま受付を済ますのはみっともないですね。

オフィスビルに入り、受付の前に立ったその時から、選考はスタートしているという心構えを持ちましょう。誰がどこから見ているかわかりませんよ。ビジネスマナーがしっかり身についた学生だというアピールにつなげましょう。

 

脱いだコートの扱い方は、コートは裏返して二つ折りにします。

外のほこりや汚れ、花粉を室内に持ち込まないようにする気遣いです。
選考中に汚れることはないかとは思いますが、裏返しておけばコート表面が汚れることもありません。

裏返して二つ折りにして手に持つ。
もう半分に折ると、着席時カバンの上に置くことができるのではないでしょうか。

就活時のカバンは床に置いても安定の良いカバンにし、その上にコートを置くイメージを持っておいてくださいね。

 

帰るときも選考が終わってほっとしてコートに手を通すということのないようにしましょう。

オフィスビルを出てからコートを着ます。寒いので早く着たい気持ちはわかりますが、コートの取り扱い方も訪問先でのマナーです。

 

私の教え子のように、上品な振る舞いが当たり前のように、そして自然にできると自分自身の自信にもつながりますよ!!

是非日ごろから心掛けてみてくださいね。

この記事を書いた人

鵜飼千登静
鵜飼千登静
夢叶いJALの客室乗務員として国内線・国際線に乗務、結婚、妊娠。しかし、育児休職中にまさかのJAL破綻。思いもよらぬ形で早期退職というつらい選択を余儀なくされる。キャリアが途切れる不安から、娘1歳半より講師としてセカンドキャリアを築くが、小さい我が子を抱えての社会復帰に心身ともに限界に近づき、ひとり働き方改革!
現在はフリーランスの講師×キャリアコンサルタントとして、行政セミナー、企業研修、教育機関(高校・専門学校・大学)講義、就職・キャリアアップ支援など人材育成をメインとする。一人ひとりの個性や現在の状況と課題に着眼し、その方が描く未来に近づけるようファシリテーターとしての役割で人を導く。

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プロフィール

元大手航空会社の客室乗務員、現在はフリーランス講師。国家資格キャリアコンサルタント。

高等教育機関では主にキャリアデザイン・就職対策・エアラインビジネス・ホスピタリティ/ビジネスマナーに関する授業を担当。
企業・医療機関では新入社員研修・人材育成研修・マナー接遇研修に登壇中。

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