実践!グループディスカッションを体験する

前回のブログでもお話ししたグループディスカッション対策授業。
→就活・グループディスカッション指導で気になったこと http://cpd-jp.com/blog/1170

翌週は教員の皆さまに面接官役としてお越しいただき、授業を展開。総勢15名ほどの教員メンバーで学生のみんなを評価し、アドバイスをしました。

学生も打って変わって真剣な表情でグループディスカッションを体験することができ、教員の皆さまからの的確なアドバイスで今まで以上に学びの多い授業になったようです。

 

評価のポイントは

  • 積極的にディスカッションに参加しているか
  • 言葉遣いや姿勢は美しいか
  • 他の学生を否定していないか
  • 自分の意見を周囲の人にわかりやすく伝えることができているか
  • 与えられた役割を十分に発揮しているか
  • 制限時間を意識し、ディスカッションを進めているか
  • などなど。。。

    学生は2チームに分け、まずはグループディスカッションをやってみるチーム。
    そして、もう一方は、まずは面接官の脇で客観的に見学してもらうチームに分かれました。

    面接官役の教員の皆様から厳しいコメントもいただきましたが、どれも的確で就活準備真っ只中の学生たちにはずっしりと心に響いたようです。

    そして、最後に嬉しいコメントが!
    「普段から先生方には身だしなみを整えなさいと何度も厳しく注意されてきました。客観的に他の学生を観察していると、身だしなみを整える意味がやっと理解できました。これからは、議論内容を充実させることはもちろん、服装の乱れにも気を配りたいです。」という感想が聞かれました。

    面接官の脇で見学していて、同級生のYシャツの乱れやネクタイの歪みが気になったそうです。

    ここ2回の授業をスーツ姿で出席した学生たち。
    初回はスーツ姿も乱れ放題!
    足元はスニーカーだったり、スニーカーソックスに革靴、パンストを履かずにパンプス、 髪の毛は茶髪のまま、スーツのポケットはパンパン。。。といったようにツッコミどころ満載でした。

    今回の授業では身だしなみを整えて出席するように厳しく伝えた甲斐があって、ずいぶん良い印象に改善されていましたが、まだまだ改善の余地あり。

    客観視することでの気づきはあったようで、このような機会を設けることができてよかったな〜と思いました。

    グループディスカッション対策に、次次回はは面接対策。
    いよいよ冬休み前の授業もクライマックスです。
    就活まであっという間でしょうね。ちょっと実感わいてきたかな?!

    学生一人ひとり、さらに自信を高められるよう、私も責務を全うしたいと思います。

    この記事を書いた人

    鵜飼千登静
    鵜飼千登静
    夢叶いJALの客室乗務員として国内線・国際線に乗務、結婚、妊娠。しかし、育児休職中にまさかのJAL破綻。思いもよらぬ形で早期退職というつらい選択を余儀なくされる。キャリアが途切れる不安から、娘1歳半より講師としてセカンドキャリアを築くが、小さい我が子を抱えての社会復帰に心身ともに限界に近づき、ひとり働き方改革!
    現在はフリーランスの講師×キャリアコンサルタントとして、行政セミナー、企業研修、教育機関(高校・専門学校・大学)講義、就職・キャリアアップ支援など人材育成をメインとする。一人ひとりの個性や現在の状況と課題に着眼し、その方が描く未来に近づけるようファシリテーターとしての役割で人を導く。

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    プロフィール

    元大手航空会社の客室乗務員、現在はフリーランス講師。国家資格キャリアコンサルタント。

    高等教育機関では主にキャリアデザイン・就職対策・エアラインビジネス・ホスピタリティ/ビジネスマナーに関する授業を担当。
    企業・医療機関では新入社員研修・人材育成研修・マナー接遇研修に登壇中。

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