秘書検定試験監督をしていて感じたこと。。。

昨日、2017年6月18日日曜日は第112回秘書検定の受験日でしたね。
受験された皆さん、お疲れ様でした。
受験後の感想は?手応えはありますか??

私は2級の試験監督として、新大阪会場へ赴きました。

 

日頃勤務している専門学校で、期末試験の試験監督はしていますが、
秘書検定のように全国規模の大きな試験の監督は初めてでした。

集合し、受験会場の設営にあたり、受験生みなさんの受付を行い、試験開始時間を待ちます。

私が監督をする受験会場は、40名がギリギリ入る教室でした。

なんだか空調が効きすぎてる???もう少し室温上げようかな。暑い外から入ってすぐは涼しい方がいいか。。。

時計がない!!みんな、時計持ってくるかな。

ホワイトボードの板書もみんなが見やすいように!!

試験中、あまり歩き回っても迷惑よね?でも狭い教室、ホワイトボードのすぐ目の前は受験者。すぐそばで立ちっぱなしも圧迫感与えちゃうよね。。。

受験者の皆さんが快適に受験できる空間をと思い、いろんなことを考えながら会場の設営をしておりました。

※写真は実際の試験会場ではありません

 

 

私は以前客室乗務員をしていました。
機内にお客様をお出迎えするときと似た感覚だなと、懐かしく感じました。
あのときのこだわりの気持ちはまだ根付いているんですね。

試験の注意事項を述べるときも機内アナウンスではありませんが、心を込めて、声の出し方、大きさ、速度にも注意しましたよ。

 

 

いよいよ試験が始まりました。
今回の第112回の秘書検定に向けて、私も大学で対策講座を受け持っていましたので、
どのような問題が出ているのかは興味深々。
対策講座でやったことが出ているかな。。。
教え子の学生たちの出来はどうだろうな。。。

心でエールを送りながら、試験監督をしていました。

 

やはりスマホを時計代わりにしているのか、時計をしていない人も多く(試験中はスマホは見ることができません)、教室に時計がなかったので、30分刻みで現在時刻をアナウンスしました。
時計は持ってこようよ〜〜〜という思いに。。。

 

そして、空調を管理しながら途中退室可能の時間を待ちました。
1時間10分経つと途中退室は許可されます。(ただし、再入室は不可です)

帰っていく受験者から答案用紙を受け取るのですが、
受験者の皆さんの提出の仕方はまちまち。

せっかく秘書検定を学んできたのであれば、両手で提出して欲しかったです。
監督者を敬えというわけではありません。

丁寧に両手で渡し、小声で「お願いします」と一言言ってくださる受験者もいました。
大変好感が持てました。

 

書類を渡す時、上司に限らず、同僚や目の前の相手には両手で差し出します。
片手しか空いていない場合は別としますが。
これ基本ですよね。
秘書検定を勉強してきた受験者の皆さんには、秘書になったつもりで試験問題に解答し、最後の解答用紙の提出まで気を抜かずに受験を終えて欲しかったです。

 

そして、机の上に残された消しゴムの消しカスの処理も人それぞれでした。
・そのままあちこちに消しカスを散らばったまま退室する人
・消しカスを一箇所のまとめて退室する人
・消しカスをかき集めて、持って帰る人
・消しカスを下の床に落として帰る人

もちろん消しカスの処理まで細かくこうしてくださいと指示はしていません。
しかし、かき集めて自分で捨てる人はとても好感が持てました。


次に机を使う人のことを考えてくださったのでしょうか。
お掃除する人の立場を考えてくださったのでしょうか。
思いやる気持ちの表れの行動。
素敵ですね。

 

試験監督後、教室を元の状態に戻すのも監督者の役目でした。
消しカスをミニほうきとちりとりで取り、床に落ちたゴミや消しカスも簡単にかき集め、椅子を丁寧に整列して、教室を後にしました。

清掃のおばさんが入ってくださるとは思いますが、気持ち良く掃除をスタートしてもらえるように、
教室を使わせていただいた感謝の気持ちと、お掃除いつもありがとうの気持ちを込めて、
小さなことでも私たちにできることはしておきたいですね。

 

そんな風に試験監督を通して、思った鵜飼千登静のつぶやきでした。。。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

鵜飼千登静
鵜飼千登静
夢叶いJALの客室乗務員として国内線・国際線に乗務、結婚、妊娠。しかし、育児休職中にまさかのJAL破綻。思いもよらぬ形で早期退職というつらい選択を余儀なくされる。キャリアが途切れる不安から、娘1歳半より講師としてセカンドキャリアを築くが、小さい我が子を抱えての社会復帰に心身ともに限界に近づき、ひとり働き方改革!
現在はフリーランスの講師×キャリアコンサルタントとして、行政セミナー、企業研修、教育機関(高校・専門学校・大学)講義、就職・キャリアアップ支援など人材育成をメインとする。一人ひとりの個性や現在の状況と課題に着眼し、その方が描く未来に近づけるようファシリテーターとしての役割で人を導く。

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プロフィール

元大手航空会社の客室乗務員、現在はフリーランス講師。国家資格キャリアコンサルタント。

高等教育機関では主にキャリアデザイン・就職対策・エアラインビジネス・ホスピタリティ/ビジネスマナーに関する授業を担当。
企業・医療機関では新入社員研修・人材育成研修・マナー接遇研修に登壇中。

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