キャリアパスデザイン・大阪エアラインスクール 講師の鵜飼千登静です。
皆さん、エアライン業界で働くには、スレンダーなスタイル美人でないとダメだと思っていませんか???
空港で見るグランドスタッフ(GS)の方も、機内で見るCAの方も制服をバッチリ着こなしていて、シュッとしていてかっこいいイメージがあるかもしれません。
制服のサイズ変更が簡単にできるわけではないのでもちろん体型維持は重要なのですが、必ずしもスレンダーでスタイル抜群でないとエアライン業界へ就職できないわけではないのでご安心を!
就職活動を目前にダイエットを決行する学生さんがいらっしゃいます。
実際に私の教え子にもいました。
もう直ぐ応募写真を撮るし、選考も始まるのでそれまでには○キロ痩せます宣言をしてました。
私はもちろんちょっと待った!をかけました。
その学生、確かにぽっちゃりはしていましたが女性らしい健康体に見えました。
肥満体型ではなかったので、ダイエットはしなくてもいいと止めました。
確かにダイエットをして○キロ痩せたらもっと美しくなれるかもしれません。自分にも自信がつくかもしれません。
しかし、エアライン業界はスレンダーでスタイル美人だけを合格させるわけではないのです。
それよりも”健康な肉体と体力を持ち合わせているかどうか”が重要です。
無理なダイエットをすると、貧血になったり、肌がガサガサになるかもしれません。顔色もすぐれず、元気も出なくなるかもしれません。
無理に痩せようとはせず、ご自身の健康体を売りにしてください。
募集要項に体重○キロ以内を求む!なんて記載ももちろんありません。
実際にCA選考の場合は体力測定・健康診断は最終段階で厳しくチェックされますが、それは乗務に適した健康体であるか、体力を備えているかを見られています。
ダイエットしたことで、パワーが出ない、貧血で調子が悪いようでは最終選考でひっかかりますよね。
是非無理なダイエットはしようとせず、健康維持と体力強化を図ってくださいね。
そして、反対に痩せすぎている人は、見た目で「大丈夫かな?エアライン業界でやって行けるかな?」と採用側も不安になります。
たくさん食べて、体力には問題がないことをアピールできるように今から何か体力自慢となるエピソードを言えるようにしましょう!!
この記事を書いた人
-
夢叶いJALの客室乗務員として国内線・国際線に乗務、結婚、妊娠。しかし、育児休職中にまさかのJAL破綻。思いもよらぬ形で早期退職というつらい選択を余儀なくされる。キャリアが途切れる不安から、娘1歳半より講師としてセカンドキャリアを築くが、小さい我が子を抱えての社会復帰に心身ともに限界に近づき、ひとり働き方改革!
現在はフリーランスの講師×キャリアコンサルタントとして、行政セミナー、企業研修、教育機関(高校・専門学校・大学)講義、就職・キャリアアップ支援など人材育成をメインとする。一人ひとりの個性や現在の状況と課題に着眼し、その方が描く未来に近づけるようファシリテーターとしての役割で人を導く。
最新の投稿
- おすすめセミナー・イベント2024.11.152024年度豊中市女性活躍促進事業のセミナーが無事終了しました!
- おすすめセミナー・イベント2024.10.052024年度豊中市女性活躍促進事業のセミナーが今年もスタートしました!
- 企業研修2024.09.08今年も企業内研修をお引き受けしております!
- My Diary2023.12.312023年年末のごあいさつ