【開催報告その2】豊中市女性の活躍促進支援事業 無事終了いたしました


豊中市女性の活躍促進支援事業について

大阪府豊中市では、市内各事業所で働く一人ひとりの女性が、その持つ個性や能力を十分に発揮する女性活躍を促進するため、「豊中市女性の活躍促進支援事業」を実施されました。
就労継続、職場風土改善やワークライフバランスなど働き方改革を効果的に推進できるようにとのご依頼を受け、計4回の女性社員様向けセミナーを開催いたしました。

2023年1月18日に全日程が終了し、満足度も高かったのでホッとしています。そこで、1回目から順にセミナーでお伝えしたポイントを振り返ってみたいと思います。

1回目の振り返りはこちら

第2回目:働く私と向き合う〜ジェンダーアンコンシャスバイアス〜

2022年11月30日第2回目のセミナーは、ワークを通して、ジェンダーアンコンシャスバイアスという言葉の意味を知り、家庭・職場など身近なさまざまな場面で、自分やまわりが無意識の思い込みをしていないか、その影響を皆さんで考えました。

そして、もしジェンダーアンコンシャスバイアスを感じた時に相手に自分の気持ちを上手に伝えるコミュニケーション術を学んでいただきました。

ジェンダーアンコンシャスバイアスって??

皆さんは「モデル・消防士・歯科衛生士・社長」と聞いてどんな人物を想像しますか?LINEのスタンプを作ってと言われたらどんな人物人物にしますか?そんなワークからセミナーは始めました。

そして、次に令和3年度内閣府「性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査研究のデータから紐解いた例え話で、あなただったらどうする?どう思う?と皆さんのアンコンシャスバイアス度の確かめ合いをしてみました。

令和3年度内閣府「性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査研究より

ジェンダーアンコンシャスバイアスとは【性差や性別役割に対する無意識の思い込み】のことです。これは誰しもが潜在的に持っている思い込みとも言えます。
思い込みをされるという経験を持っている人も多く、職場や家庭内での例がたくさん挙げられました。

ジェンダーアンコンシャスバイアスの影響はもちろんあり、個人への影響、組織への影響をお伝えしました。

私たちにできることを考えよう!

私たちの周りにはジェンダーアンコンシャスバイアスが溢れているかもしれません。

働く私にとって、ない方が好ましい価値観・思い込み・決めつけはありませんか?
自分で自分を苦しめていることもあるかもしれません。
勝手な理想、自分の解釈をまわりに押し付けていませんか?

私自身の経験もお伝えしながらセミナーを進めて行きました。私自身も登壇していて、自己を省みることはたくさんです。

ジェンダーアンコンシャスバイアスに気付いたら、あなたはどうしますか?自分にも他者にも、社会にも影響があります。私たちが行動を起こすことによって、世論も変化し現実が変わっていくかもしれません。

違和感を口にする・思考のチェンジが大切!

最後に、相手の考えを尊重するとともに、自らも明確に主張するアサーションスキルを活用してコミュニケーションの取り方をお伝えしました。

無意識の思い込みをする相手に、「それって違います!不愉快です!!」と立ち向かっていくと、角が立ちますよね。
そんな時には、相手の考えを尊重するとともに、自らも明確に主張する 【アサーション】スキルが役立ちます。

そんなお話の第2回目のセミナーでした。

受講された方のまわりのアンコンシャスバイアスアス(抜粋)

Aさん
 家事や子育てを何より優先すべきだ、と言われていたし私自身もそうするべきだと思っていました。
Bさん
祖母も母も専業主婦で、料理は手作りが当たり前、飲酒もしない。でも、私は仕事が中心の毎日で、飲酒も好んでします。「女の子なんだから、手料理して、飲酒も控えるべき!」と言われています。
Cさん
仕事で車椅子の対応は力のある男性がいいとお客様に言われてしまいました。
Dさん
社内でお茶出しや給湯室の掃除などは女性社員がするという風習があります。
Eさん
産業保健師の採用を進めていく中で、保健師=女性のイメージしかなく、同僚から指摘が入った経験があります。

皆さんのまわりにもアンンコンシャスバイアスはありますか?ご自身の思い込みもあるでしょうか?それがどんな影響を与えるか一度考えてみてください。

この記事を書いた人

鵜飼千登静
鵜飼千登静
航空業界で培った高度な接遇力と豊富な現場経験をもとに、企業の人材育成と組織づくりを支援しています。単なるマナーやスキルの教育にとどまらず、接遇を「組織文化」として定着させることを目的とした研修・コンサルティングを実施!
多くの企業において、接遇は個人の資質や努力に委ねられている現状がありますが、実際には日々の関わり方や組織のあり方によって大きく左右されます。そのため、現場で発生している課題に寄り添いながら、マネジメント層を含めた関わり方の見直しと行動変容を促す支援を強みとしております。
接遇は理念を行動で体現することであり、組織文化を映す鏡でもあります。その文化は、一人ひとりの関わり方の積み重ねによって形成されます。企業の信頼と価値を高めるため、接遇を軸とした組織変革に邁進しています。