授業中に買い物、お手洗いに行く学生に苦言、申し上げました!

2019年前期は、非常勤講師として、専門学校3校、大学3校にお邪魔しております。
たくさんの学生に会え、有難いことなのですが、正直授業の準備に追われる毎日で、土日も気持ち落ち着かず・・・
しかも、国家資格キャリアコンサルタントの学科試験も7月7日に控え、心ソワソワ・・・
1日24時間では足りない状態で、毎日焦り気味です!!

そんな中、とある大学での出来事で考えさせられました。。。

その大学では午前1コマ、午後1コマ、授業を行っているのですが、
今日はさすがに堪忍袋の緒が切れる出来事が起こりました。

午前中、調子よく授業していたのですが、途中でビニール袋にペットボトルを入れ、女子学生2名が教室に入ってくるではないですか!出て行ったのも私は気づいていないくらい、白熱して授業をしていたのでしょう・・・

授業中に買い物に行ってる?!衝撃でカチンときました。

鵜飼
どこ行ってたの?買い物?

女子学生1
はい・・・

鵜飼
あのさ〜授業中に買い出し行くってどうなの?他の授業でもこんなことしてるの?

女子学生1
してません・・・

完全に私をなめている!!!と思い、激怒!

鵜飼
買い物に行った理由は?熱中症になりそうで・・・とか、気分が悪くてとかあるの?ないのに、授業中に買い出しに行くってどういうことですか?私の授業だから行くのですか?憤慨です!

女子学生1
・・・(無言)・・・

女子学生2は全く喋らず、私と目も合わさず・・・

小テストの点数もよく、しっかり授業中も聞いていると思っていた学生に裏切られた気分でした。

鵜飼
授業を聞く価値がないと思うなら出て行ってくれていいです!来週からそんな態度で私の授業を聞くなら出席してくれなくていいですよ。

はっきりと申し上げたところへ、トイレから帰ってきたという女子学生がまた2人帰ってきた!!!
出て行ったのも知らない!
どんだけ私は白熱授業をしてるんだか、学生たちがこそっと出て行くのがうまいんだか・・・

はい、私は呆れました・・・そして、また苦言・・・こんなことで授業を中断したくないのよ・・・
正直なところ、この学生たちの将来が心配になりました。

授業の前にはお手洗いを済ませ、授業に集中するものではないでしょうか?
この季節喉が乾くのは当たり前、それなら前もって飲み物くらい用意しておくべきではないでしょうか?
熱中症になりそう、気分が悪くなった、お腹が痛い、おトイレに行きたくなった・・・事情があるなら一言断りを入れていくものではないでしょうか?

本当に呆れ返ってしまい、「どんな社会人になるのか、心配です」とはっきり申し上げました。
自分のやりたいことを気ままに実行する人間に、同僚・上司からの信頼は集まるでしょうか?

私が白熱授業をしているので、断りを入れるタイミングがなかったのかもしれません。
白熱説明する私に気遣って、無言で出て行ったのかもしれません。
それでも、挙手してくれたら気づきます。前方に出てきて私に一言かけてくれれば、さすがに気づきます!
断りを入れて一時退室するのが礼儀だと思うのです。

学生たちの行動が本当に情けなくて、私の授業だけでなく、他の授業の受け方も省みて、心入れ替えるように伝えました。

そして、午後の授業でも冒頭に事業の受け方に関する諸注意を改めてしました。
1年生ですし、前期が肝心ですもんね!

私が受け持つ学生は専門学生の方が真面目です。夢も決まっていて、それにまっしぐら!コツコツ毎日勉強し、充実な時間を過ごし、自分に必要な学びをしてる、輝いてるな〜って思います。
比べて申し訳ない・・・「最近の大学生は・・・」とは言いませんが、何のために大学に来てるのか?よく考えて日々過ごしてほしいと思いました。

今日の出来事が学生にとっても意味あるお咎めになったら本望ですが、
私の授業がつまらないのでしたら、それはそれで私に責任があります。
もっと魅力的で惹きつけられる授業展開をするべきだなと、私自身も反省しています。

教えるって、伝えるって難しい・・・
今日の経験、私にも意味がある出来事となりそうです。
自分自身も省みたいと思いました。

前期もあっという間に後半戦!来月夏には授業終了。
最後まで全力で駆け抜けたいと思います。

この記事を書いた人

鵜飼千登静
鵜飼千登静
夢叶いJALの客室乗務員として国内線・国際線に乗務、結婚、妊娠。しかし、育児休職中にまさかのJAL破綻。思いもよらぬ形で早期退職というつらい選択を余儀なくされる。キャリアが途切れる不安から、娘1歳半より講師としてセカンドキャリアを築くが、小さい我が子を抱えての社会復帰に心身ともに限界に近づき、ひとり働き方改革!
現在はフリーランスの講師×キャリアコンサルタントとして、行政セミナー、企業研修、教育機関(高校・専門学校・大学)講義、就職・キャリアアップ支援など人材育成をメインとする。一人ひとりの個性や現在の状況と課題に着眼し、その方が描く未来に近づけるようファシリテーターとしての役割で人を導く。

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プロフィール

元大手航空会社の客室乗務員、現在はフリーランス講師。国家資格キャリアコンサルタント。

高等教育機関では主にキャリアデザイン・就職対策・エアラインビジネス・ホスピタリティ/ビジネスマナーに関する授業を担当。
企業・医療機関では新入社員研修・人材育成研修・マナー接遇研修に登壇中。

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