つなぐひろげるおもてなし協会メールマガジン:コンシェルジュインタビュー

つなぐひろげるおもてなし協会の大阪運営メンバーとして、私鵜飼も所属させていただいております。

つなぐひろげるおもてなし協会では日本の誇れるおもてなしの心・伝統的なホスピタリティーの精神を研修サービスやコンサルティングサービスを通して、みなさまへお伝えさせていただいています。

また、マナー講師養成や認定資格もご案内しております。

私もこの協会に出会って早1年が経ちました。その間講師として、新入社員研修・インバウンド接遇研修・医療機関や介護機関向け接遇研修、企業様オリジナル研修を多数お任せいただきました。

そして、日本の世界に誇る美しい「おもてなし」を、『人と人とを結び、和を成し、人間力を磨く美学』とし、おもてなしを日本、世界へ伝道できるよう、自身も”おもてなしコンシェルジュ”の資格も取得しました。

 

この度、2月のメールマガジンでインタビューをお引き受けしたのでその内容をこちらでもお伝えしたいと思います。

おもてなしコンシェルジュインタビュー

Q.それまでフリーランスの講師として活躍されていた鵜飼さんがおもてなし協会ならびに『おもてなしコンシエルジュ』資格取得に興味をもったきっかけは何ですか?

chitose
”おもてなし”はJAL時代から馴染みのある言葉で、在籍時は日本を代表する航空会社のCAとして最上のおもてなしを演出するサービスを行っていたと自負しておりました。そのおもてなしの心を受け継いでいきたいと思ったのがおもてなし協会に興味をもったきっかけでした。
”おもてなし”と当たり前に使っていた言葉の語源や歴史などは知識不足でしたので学びを深め、自信を持って『おもてなしの伝道師』になりたいと思いおもてなしコンシェルジュ資格を取得しました。

Q.『おもてなしコンシエルジュ』講座を受けて特に印象に残っていることはなんですか?

chitose
「三献の茶の逸話」です。
”おもてなし”という言葉は知っていましたがその語源を考えたこともなく、歴史上の出来事を紐解いて”おもてなし”を考える機会も恥ずかしいことに今まではございませんでした。「おもてなしコンシェルジュ」講座を受講することで好機を得、”おもてなし”について深く知ることができました。
歴史を紐解くことで、相手の望みを聞かなくとも相手の望み以上のことをして差し上げる温かい心遣いを先人からも学ぶことができ、これぞ日本人の美徳だと感じることができました。

Q.大学でホスピタリティ論をご担当されているということですが、「おもてなし」について学生のみなさんはどのように受け止めていらっしゃるでしょうか?

chitose
サービス業のアルバイトをしていたり、将来サービス業に就きたいという夢を持った学生さんが多く、熱心に講義を聞いてくれています。CA時代の実体験や、日本を代表するホテルのサービスマインドを伝えると、自分もそのような”おもてなし”の心を持ったプロフェッショナルになりたいと意気込みを語ってくれます。自分でも一流のおもてなしを体験してみたいという学生も多いですね。
人と人の絆を深めてくれる思いやりの心を、これから社会で揉まれる学生には是非持ち合わせてほしいと思っています。「自分に向き合い、人となりを正し、自信を持って社会へ飛び出せるように!」との思いで講義をしています。

Q.おもてなし協会の講師としてはどのような活動をされていますか?今後の目標はありますか?

chitose
おもてなしコンシェルジュ資格講座、マナー講師養成講座、そしてクライアント様向けの研修などを担当しています。
クライアント様向けの研修ではお打ち合わせで相手の課題を引き出したうえでオリジナルのカリキュラムを組み当日に臨みますが、受講された方から「仕事へのモチベーションが高まった」と感想をいただくことが私の励みです。
今後も受講いただくみなさまのキャリアの一助となる学びの機会・気付きの時間を共有させていただき、おもてなしの伝道師として誇りを持って活躍していきたいと思っています。

Q.鵜飼さんの考える「おもてなし」とはなんでしょうか?

chitose
「細心の表現」、「相手への敬意を表す心意気」と考えます。
相手の思いを目・心で感じ、細かいところまでよく観察し、相手のために何をして差し上げられるか想像する。積極的にそれをやり遂げようとする気持ちの表れではないでしょうか。

以上です。

世間は新型コロナウイルスで暗い話が多いですが、新年度も目前。新入社員研修も延期や中止が多い中、3日間はオファーを決行という予定です。教育機関では新学期通常通りのスタートは叶わず、授業スタート日をずらすとのご連絡もいただいております。

先行きが不透明で、自粛・我慢の時期ではありますが、終息の後にはまた”おもてなし”をキーワードに精力的に活動を再開していきたいと思っています。

小学5年生になる娘とは蜜月♡こんな機会滅多とないね!と言いながら、時には喧嘩もしながらお家でも楽しんでおります^^

この記事を書いた人

鵜飼千登静
鵜飼千登静
夢叶いJALの客室乗務員として国内線・国際線に乗務、結婚、妊娠。しかし、育児休職中にまさかのJAL破綻。思いもよらぬ形で早期退職というつらい選択を余儀なくされる。キャリアが途切れる不安から、娘1歳半より講師としてセカンドキャリアを築くが、小さい我が子を抱えての社会復帰に心身ともに限界に近づき、ひとり働き方改革!
現在はフリーランスの講師×キャリアコンサルタントとして、行政セミナー、企業研修、教育機関(高校・専門学校・大学)講義、就職・キャリアアップ支援など人材育成をメインとする。一人ひとりの個性や現在の状況と課題に着眼し、その方が描く未来に近づけるようファシリテーターとしての役割で人を導く。

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プロフィール

元大手航空会社の客室乗務員、現在はフリーランス講師。国家資格キャリアコンサルタント。

高等教育機関では主にキャリアデザイン・就職対策・エアラインビジネス・ホスピタリティ/ビジネスマナーに関する授業を担当。
企業・医療機関では新入社員研修・人材育成研修・マナー接遇研修に登壇中。

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